台湾列車脱線 工事車両の運転手の身柄拘束
台湾で50人が死亡した特急列車の脱線事故で、捜査当局は線路に転落した工事車両の運転手について身柄を拘束し、本格的な捜査を始めています。
この事故で、捜査当局はサイドブレーキがかかっていない工事車両が線路に滑り落ち、そこに列車が衝突した可能性があるとみています。
裁判所は4日工事車両の運転手について「過失致死の重大な疑いがあり、証拠隠滅の恐れもある」として2か月間の身柄拘束を認めました。捜査当局が本格的な取り調べを行っているものとみられます。
工事車両の運転手は4日、報道陣の前で涙を浮かべて謝罪していました。
工事車両の運転手「深くおわび申し上げます」
運転手は「サイドブレーキをかけた」とも話していて、今後、原因究明の焦点となりそうです。