台湾脱線事故 蔡英文総統が負傷者見舞う
台湾で50人が死亡した特急列車の脱線事故は、一夜明けて原因究明に向けた作業が本格的に始まっています。
乗客ら50人が死亡、162人がけがをした事故現場では、救助活動が終了し、これまでに事故車両の一部が撤去され、原因の究明が本格的に始まっています。
この事故は2日、台湾東部の花蓮県で、線路上に落下した工事車両に特急列車が衝突し脱線したもので、工事車両にはサイドブレーキがかかっていなかったとみられています。
現地メディアによりますと、警察当局がこの工事車両の運転手を連行し、事情を聞いています。
また、台湾政府トップの蔡英文総統が3日朝、事故の負傷者を見舞うため病院を訪問しました。
蔡総統は、事故原因を徹底的に究明するよう関係機関に指示をだしています。