【天気】GWは太平洋側で非常に激しい雨も
29日は、沖縄・九州から東北にかけて、広い範囲で雨が降るでしょう。太平洋側を中心に大雨のおそれがあります。鉄道や道路など、交通機関に影響することも考えられます。また、土砂災害や低い土地の浸水に注意・警戒が必要です。30日は、北海道で荒れた天気が心配されるほか、西日本の所々で雷雨となるでしょう。
ゴールデンウイークのスタートは、低気圧や前線の影響で、各地で荒れた天気となるでしょう。
【29日の全国天気】
29日は、沖縄・九州から関東、東北にかけて、広い範囲で雨が予想されます。太平洋側では、雨脚が強まり、大雨のおそれがあります。地方によっては、鉄道のダイヤの乱れや道路の規制が行われる可能性があります。
■29日朝~30日朝までの予想雨量(特に多い地域)
東海 250ミリ(静岡県)
甲信 150ミリ(長野県南部)
関東 130ミリ(神奈川県西部)
東北 100ミリ(宮城県東部・岩手県)
土砂災害や低地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要です。雨の降り方が強まりそうな時間帯は、四国太平洋側で午前中、近畿では昼前後、東海では午後、関東や東北太平洋側は夜とみられます。特に四国太平洋側や紀伊半島、東海では、非常に激しい雨のところがあるでしょう。落雷や突風にも注意が必要です。
【29日の全国気温】
晴れる北海道では5月下旬並みの陽気となりますが、東北や北陸は、前日より気温が大きく下がるでしょう。
■予想最高気温(前日差・季節感覚)
札幌 18℃(+1、5月下旬)
仙台 15℃(-6、4月中旬)
新潟 14℃(-7、4月上旬)
東京 21℃(-3、平年並み)
名古屋 17℃(-2、4月上旬)
大阪 18℃(-2、4月上旬)
福岡 22℃(+1、平年並み)
【30日の全国天気】
北海道では低気圧の影響で雨が降り、風も強まるでしょう。北海道北部では雪のまじるところがありそうです。なお、関東では天気が回復する見込みで、気温が上がり、東京では「夏日」になる可能性があります。西日本では、一時的に晴れるところが多いものの、上空の寒気の影響で、雷雨のところがあるでしょう。天気の急変に注意が必要です。
【5月1日~5日の全国天気】
北日本日本海側や北陸では、5月1日~3日にかけて、雨が降りやすいでしょう。関東の天気も短い周期で変わりそうで、晴天が長続きせず、にわか雨の日があるでしょう。東海から西日本は、1日と5日にも天気が崩れそうです。