東京1027人 都「人流抑えられてない」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、3度目の緊急事態宣言が出された東京都内で、新たに1027人の感染が確認されました。新規感染者が1000人を超えるのは、およそ3か月ぶりです。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの1027人です。感染経路別では、家庭内感染が251人で最も多く、次いで、職場内が65人、施設内が50人でした。28日、運動部でクラスターが確認された大学では、新たに16人の感染が確認され感染者は52人となりました。
新規感染者が1000人を超えたことについて、都の担当者は「人流が抑えられておらず、増加傾向につながっている」とし、大型連休中の外出だけでなく、大人数の家での会食も控えてほしいとしています。
一方、死者は9人確認され、このうち2人は変異株に感染していました。