GW初日の都内の人出 去年より増加傾向
3度目の緊急事態宣言が発出される中、ゴールデンウイーク初日となった29日の東京都内の人出は、去年と比べて多くの地点で大幅に増加しました。
ゴールデンウィークの合間の平日となった、30日朝の品川駅で、通勤客からは緊急事態宣言に慣れてきたのではという声も聞かれました。
通勤客「去年よりは随分(人出は)多いですよね。みなさん慣れてきているんじゃないですか。去年と比べてずいぶん帰省の家族連れが多いんじゃないですかね品川も」
携帯電話の位置情報の解析によりますとゴールデンウイーク初日の29日午後3時台の都内の人出を1回目の緊急事態宣言中だった1年前と比べると、渋谷センター街でおよそ3.5倍にあたるプラス251.0パーセント、銀座駅でおよそ2.5倍にあたるプラス150.5パーセントなど各地で大幅に増加しています。
一方、関西の緊急事態宣言対象地域の29日午後3時台の人出は1年前と比べると大阪の梅田駅で3倍以上にあたるプラス219.8パーセントとなるなど、各地で大幅に増加した一方、行楽地の京都・嵐山エリアでは減少していました。