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2021年5月4日 19:55

時短のセブン“契約解除”隣に仮店舗が開店

時短のセブン“契約解除”隣に仮店舗が開店
(c)NNN

東大阪市にあるセブン-イレブンのフランチャイズ店で、時短営業を行った元オーナーが契約解除され、本部側と争っている問題で、本部側が、この店の駐車場に建設を進めていた仮店舗が4日、オープンしました。

4日朝、東大阪市にオープンしたセブン-イレブン。しかし、白い囲いを挟んで2つの店舗が隣り合うこの奇妙な光景。

2年前、セブン-イレブン東大阪南上小阪店の元オーナー・松本実敏さんは人手不足を理由に24時間営業をやめ、本部の許可なく営業時間の短縮に踏み切ります。

しかし、その後、店へのクレームの多さを理由に、セブン-イレブンの本部からフランチャイズ契約を解除されます。松本さんは、「契約解除は時短営業への意趣返し」だとして、解除の無効などを求め提訴。対する、本部側も店舗の明け渡しを求めて訴えを起こし真っ向から対立していました。

裁判はいまも続く中、先月、動きが。セブン-イレブンとオーナー側が争っている裁判、争われている店舗の駐車場にセブン-イレブン側が仮店舗の建設を始めました。

本部側は、地域の住民から営業再開の要望があるとして、駐車場に仮の店舗を建設し、本部が運営すると松本さん側に通達。その仮店舗が4日、オープンしたのです。

セブン&アイ・ホールディングス・広報 中田智史さん「ご要望を頂いている中で、やむにやまれぬ最後の手段として仮設店舗での営業再開という形になりました。契約解除の有効性、そして店舗の任意引き渡しについて、引き続き裁判の中で要請をしてまいりたい」
一方、仮店舗を複雑な表情で見つめる松本さん。

東大阪南上小阪店 元オーナー・松本実敏さん「裁判で決着しようとお互いやっている時に、裁判で決着つく前にこういうことをやることは嫌がらせ以外のなにものでもない」

この仮店舗、判決の確定後は取り壊す予定で、本部は松本さん側にかかった建設費用およそ3000万円を請求するとしています。