居酒屋の「ミライザカ」や「三代目鳥メロ」などを展開するワタミは、８日から直営の居酒屋をすべて営業再開します。

ワタミ・渡邉美樹会長「緊急事態宣言につきまして、あと４日、もしくは３日、早く言って頂ければ、我々は今回無謀な８日全店オープンにはしなかったと思います。遅れたことによって、またかなり大きなダメージを私たちは受けたと」

ワタミでは、緊急事態宣言を受けて、１都３県の直営の居酒屋全１００店舗のうち、８３店舗を休業していましたが、３月７日で宣言が解除されることを見込んで、緊急事態宣言の延長が決定する前に休業していた店舗において既に、食材の仕入れの段取りをつけていました。

そのためワタミでは、宣言が延長されたけれども、食材を無駄にしないよう、すべての直営店の営業を８日から再開することを決めました。ただし、要請に従い、時短営業は実施するということです。

また、「焼肉のワタミ」では、８日から新メニューとして、Ａ５ランクの和牛の食べ放題コースを提供するということです。

一年分の食材をあらかじめ確保することで、生産者を支援すると同時に、アフターコロナを見据えて、客に「焼肉のワタミ」を浸透させたいとしています。