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巨大ヘビ逃走から1週間“新捕獲作戦”実施

2021年5月13日 19:13
巨大ヘビ逃走から1週間“新捕獲作戦”実施

横浜市で、巨大なニシキヘビが逃走して、13日で1週間がたちました。13日は新たな作戦で捕獲しようとしたようです。

ついに本格化した「捕獲作戦」。エサを設置して、ヘビをおびき寄せる作戦です。捕獲用のカゴに入れられていたのは、「冷凍のネズミ」。

日本爬虫類両生類協会 白輪剛史理事長
「(冷凍ネズミは)いままで食べていた、実際に食べていたものを置き餌するわけですから、確率は高いと思います」

13日は、日本爬虫類両生類協会も参加し、逃走したヘビの「おびき寄せ作戦」が行われたのです。飼い主は…

逃走したヘビの飼い主
「先週の木曜日の夜に逃げてしまったのを確認して、ちょうど1週間。どうにかこれで捕まえられたらと、これにかける思い」

ちょうど1週間前の先週木曜日(5月6日)、横浜市戸塚区のアパートから逃げ出した重さ13キロ、体長3.5メートルのアミメニシキヘビ。これまで警察や消防などが周辺の捜索を行ってきましたが、目撃情報すらありませんでした。

そこで13日に新たに導入されたのが「置き餌による捕獲作戦」。

日本爬虫類両生類協会 白輪剛史理事長
「雨にぬれないぐらいの、“におう”から風が通った方がいい」

肉食のヘビを「餌のにおい」でおびき寄せるのです。逃走したヘビは、活発に移動することはないため、アパートから半径60mほどの範囲で、合計5か所にワナが設置されました。

飼い主によると、2週間単位でエサを与えていたため、すでに3週間ほど何も口にしていない可能性のある逃走したヘビ。

ワナとは別に警察や消防なども捜索を続ける中、果たして、捕獲となったのか?

エサを設置してからおよそ5時間後。再び見に行くと、5個のカゴに変化はありませんでした。

捕獲用のカゴを目にした近隣住民は…

近隣住民
「ヘビはネズミが好物ですからね。近所の人も、みんな心配していると思う。小さいものじゃないから捕まると思いますけど」

日本爬虫類両生類協会によると、ヘビは人気を避け、昼間はあまり行動しないとして、13日の夜から14日の朝にかけてが捕獲のチャンスだとみています。