広島“緊急事態”休業や酒提供自粛に戸惑い
緊急事態宣言の対象地域に追加されることとなった広島県から中継です。
広島市のJR広島駅です。通勤客や観光客で普段から人通りが多いのですが、14日も人の流れに大きな変化はないように感じます。
広島県は今月12日から独自の対策を実施していて、広島市の一部の繁華街およそ3300の飲食店を対象に、酒の提供は午後7時まで、営業は午後8時までとするように求めています。
中小企業には、1店舗あたり1日最大7万5000円。大企業には、1日最大20万円を支給します。
16日から緊急事態宣言が出る方針に対して、街の人に話を聞くと、「しょうがない」という意見がある一方で、タイミングについて「もっと早くてもよかったのではないか」との声もありました。
緊急事態宣言が出る方針を受け広島県は、県内全域の飲食店やカラオケ店に酒類の提供自粛や休業などを要請することや、大規模商業施設に休業などを求める方針を示しています。
近くの飲食店の店長は、「補償金はどうなるんだろうか」と不安の声をもらしていました。