東京で新たに732人 11人の死亡確認
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が続く東京都内で18日、新たに732人の感染が確認されました。また、変異株に感染していた3人を含む11人の死亡も確認されました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの732人で、先週火曜日(11日)から193人減りました。
感染経路別では、家庭内感染が162人で最も多く、次いで、職場が41人いました。
都の担当者は、「GW明けの先週と比較すれば感染者数は減ったが、緊急事態宣言が出された4月下旬と変わらない高い水準で、減少傾向とは言えない」と説明しています。
また、感染力の強い「N501Y」変異株に感染していた3人を含む、70代から100歳代までの11人の死亡も確認されました。変異株に感染した死亡者は、21人となりました。
一方、感染者542人の検体を調べた結果、およそ77%にあたる416人が、「N501Y」変異株に感染していました。
感染経路が分かっているのは27人で、変異株クラスターが発生した大学の運動部の寮では、新たに学生2人の感染が判明し、この大学の寮での感染者は44人にのぼっています。
都内の変異株の感染者は、6702人となりました。