バッハ会長 医療スタッフ支援行う考え示す
東京オリンピックに向け、IOC(=国際オリンピック委員会)や組織委員会などが準備状況を確認する調整委員会が始まり、バッハ会長が、医療スタッフの支援を行う考えを示しました。
IOC バッハ会長「IOCは組織委員会に対し、追加的な医療スタッフを提供する用意があります」
バッハ会長は、新型コロナウイルス対策を実行するため「選手村や競技会場に医療スタッフの支援を行う」と述べました。具体的な内容は、組織委員会と協議していくということです。
また、バッハ会長は、選手村に入る75パーセントの人が、すでにワクチンを接種または、確保していると明かし、「この数字は大会時には80パーセントを超えるだろう」と、自信を見せました。
一方、丸川担当大臣は「メディアを含めた大会関係者に、ワクチンの接種が進むことを期待する」と述べ、IOC側からも「推奨したい」との考えが示されました。
組織委員会関係者によると、今回、「大会中止については議論されない」といい、国内観客の上限を決める5者協議やバッハ会長の来日日程について議論される見通しです。