【1か月予報】早い梅雨 日照不足と大雨か
2021年は、九州から東海にかけて、記録的に早い梅雨入りとなりました。九州から関東にかけては、これから6月にかけても、くもりや雨の日が多いでしょう。一方、沖縄・奄美では、晴れる日が多い見込みです。
2021年は、九州から東海にかけて、平年より19日から22日も早い梅雨入りとなりました。今後、九州から関東にかけては、低気圧や前線の影響を受けやすく、雨量が多くなり、日照時間が少なくなる可能性があります。日照不足となった場合は、農作物への影響が心配されます。
また、前線が停滞している時に湿った空気が流れ込むと、大雨になることも考えられます。例年より早く雨の季節に入ったことで、大雨に対する警戒も必要になってきます。
一方、沖縄・奄美は晴れる日が多く、雨が少ない傾向が続きそうです。
気温は北日本や沖縄・奄美で、平年より高くなる傾向です。なお、全国的に気温が高くなるわけではなく、四国や九州南部では、平年より低くなる確率がやや高めとなっています。
●1か月予報(5月22日~6月21日のまとめ)
《降水量の予想》
北日本: 平年より多い確率 40%
東日本: 平年より多い確率 40%
西日本: 平年より多い確率 50%
沖縄・奄美:平年より少ない確率 40%
《気温の予想》
北日本: 平年より高い確率 60%
東日本: 平年より高い確率 40%
西日本: 平年より高い確率 40%
沖縄・奄美:平年より高い確率 70%
《日照時間の予想》
北日本・北陸: 平年より少ない確率 40%
関東・東海: 平年より少ない確率 50%
西日本: 平年より少ない確率 50%
沖縄・奄美: 平年より多い確率 40%