集団接種で誤って生理食塩水を注射か 広島
広島県福山市は、新型コロナワクチンの集団接種で、最大6人に誤って生理食塩水を注射した疑いがあることを明らかにしました。
福山市職員「関係者のみなさまに対して深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
誤って生理食塩水を注射した疑いがあるのは、23日の午前中に広島県福山市の集団接種会場を訪れた119人のうち、最大6人です。
ワクチンは原液を生理食塩水で薄めて接種します。福山市によると、全員に注射後、ワクチンと思われる透明の液体が入った未使用の注射器が6本見つかりました。
市は、生理食塩水が6回分多く使用されたとみています。
福山市は「健康被害はない」とした上で、119人全員に対し、抗体検査を実施するとしています。