海水浴場 藤沢市は開設、鎌倉市は断念
神奈川県の湘南地域では藤沢市が海水浴場を開設すると発表しました。一方、隣接する鎌倉市は感染リスク拡大を理由に開設を断念していて、判断が分かれています。
神奈川県藤沢市は26日、協議会を開き、今年7月に海水浴場を開設する上での利用方法を議論しました。海の家以外での飲酒の禁止や、回し飲みの禁止などルールを決めた上で海水浴場を開設するとしています。
一方で、隣接する鎌倉市は26日、海水浴場の開設を断念したと発表しました。海水浴場開設による新型コロナウイルス感染拡大のリスクが懸念されるためだということです。
去年は県内全ての海水浴場が新型コロナ感染拡大のため、開設を見送っていました。神奈川県の黒岩知事は「周辺の市町の皆さんがどのように判断されるのか、まずは見極めたい」としています。