中国「国際的ルールに基づく」ロケット残骸
中国のロケットの残骸がインド洋に落下したことについて、中国外務省は「国際的なルールに基づいて宇宙での活動を行っている」と述べ、アメリカなどの批判に反論しました。
中国外務省の報道官は10日の会見で、中国のロケットの残骸が大気圏に再突入しインド洋に落下したことに批判が出ていることについて、「中国は一貫して国際的なルールに基づいて宇宙空間を平和利用する活動を行っている」と反論しました。
また、情報公開についても「中国の担当部門が何度も情報提供を行った」として、問題はなかったとの認識を示しました。その上で、「メディアがあおってパニックを引き起こすべきではない」と不快感をあらわにしました。
中国は有人宇宙ステーションの建設に向けて、今後さらなる打ち上げを計画しています。