中国ロケット残骸“正確な場所は不明”米
地表への落下が懸念されていた中国のロケットの残骸について中国当局は、日本時間の9日午前11時半頃、インド洋の海上に落下したと発表しました。
中国当局によりますとロケット「長征5号B」の残骸は日本時間9日午前11時24分に大気圏に再突入しモルディブに近いインド洋の海上に落下したということです。また、「大部分は大気圏で燃え尽きた」ともしています。
このロケットについては残骸が地表に落下する恐れが指摘され、アメリカ軍などが追跡してきました。
アメリカ宇宙軍はロケットが午前11時15分頃アラビア半島上空で大気圏に再突入したことを明らかにした上で、残骸が落下した正確な場所などは分からないとしています。