4月有効求人倍率 前月比0.01pt低下
今年4月の有効求人倍率は、前の月より0.01ポイント低下し、1.09倍でした。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す4月の有効求人倍率は1.09倍で、前の月より0.01ポイント低下しました。有効求人数は前の月に比べ1.4%増加したものの、新規の求職者数も3か月連続で増加しているため、有効求人倍率は低下したということです。
職種別の新規求人は、去年の同じ月に比べて、教育・学習支援業で43.6%増加、製造業で32.8%増加、生活関連サービス業・娯楽業で25.2%増加などとなっています。
一方、総務省統計局発表の4月の完全失業率は前の月よりも0.2ポイント高い2.8%となりました。男性の失業率が0.4ポイント悪化する一方、女性は改善しています。