歌舞伎俳優の片岡千之助さん（２１）が、新型コロナウイルスに感染し、出演を予定していた歌舞伎座「六月大歌舞伎」第二部『桜姫東文章　下の巻』（６月３日初日）を休演することが、２９日松竹より発表されました。

千之助さんは、公演に向けた定期的なＰＣＲ検査を行ったところ「陽性」が確認されたということです。第二部に関わる、歌舞伎座の舞台関係者には、濃厚接触者に該当する人はおらず、一部演出が変更され、上演されるということです。

当面の間、第二部への出演を休演する千之助さん。現在は無症状で、今後、健康状態の経過観察を行い保健所の判断に従い、状況をみて舞台復帰を検討するということです。

また、第一部と第三部は予定通り上演される予定です。

※片岡千之助さんは、片岡孝太郎さんの長男で祖父は片岡仁左衛門さん。２００３年７月に初お目見得。２００４年１１月、初代片岡千之助を名乗り初舞台。