コミュニティー施設で巡回接種開始 豊島区
東京・豊島区はワクチン接種を加速させるため、地域のコミュニティー施設を巡回して、近隣の高齢者に接種する新たな取り組みを始めました。
豊島区が独自モデルとして3日から始めた「巡回接種」は、地域のコミュニティー施設19か所を活用し、会場を4日ごとに巡回していくもので、高齢者には自宅近くの施設で接種を受けられるメリットがあります。
豊島区では高齢者のうち1回目の接種を終えた人がすでに3割を超えていて、当初の予定を前倒しし、来月上旬に接種が終わる見通しです。
豊島区は一人暮らしの75歳以上の割合が国内の自治体で一番高く、区は「自宅から近い場所で安心安全に接種してもらいたい」と話しています。