高齢者施設でワクチン“接種訓練” 横浜市
神奈川県横浜市は10日、高齢者施設での新型コロナウイルスワクチン接種に向けた訓練を行いました。
10日の訓練は、市内の特別養護老人ホームで行われ、入所者20人や医師、看護師施設の職員などが参加し、新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた手順を確認しました。
医師と看護師がワクチンをカートに乗せて、入所者を一人ずつ回る形で行われ、寝たきりの入所者は自分の部屋で、それ以外の入所者はリビングに集まり、順番に接種を受ける訓練を行いました。
横浜市は、ワクチンの供給量が十分でないため大規模な施設での集団接種や医療機関での個別接種を当面見合わせて、施設での接種から始める方針を示しています。