環境白書まとまる…生活様式の再設計が重要
今年の環境白書がまとまり、温室効果ガスの削減に向け、国民一人一人が生活様式を再設計することが重要と指摘しました。
8日朝の小泉環境相会見
「やはり、気候変動の深刻化が逃れられない時代になりました。自分の息子は1歳ですけど、よく考えますよね。この子が生きる時代は、どれぐらいの状況になるだろうかと」
環境白書は8日、閣議決定されました。今年の白書は2050年カーボンニュートラルに向け、経済社会を再設計することが大きなテーマとされ、温室効果ガスの削減に向け、国民一人一人が生活様式を再設計することが重要と指摘しています。
気候変動問題については「国内外で深刻な気象災害等が多発、地球温暖化で今後の豪雨や猛暑のリスクがさらに高まる」としています。
また、ポストコロナ時代の生活スタイルのあり方として初めて「ファッション」の分野について記述されました。衣類などについて、今までは「大量生産、大量廃棄」されていましたが、今後は「適量生産、循環利用」への転換が重要と指摘しています。