保護したウミガメ放流…一目散に海へ 三重
三重県紀宝町のウミガメ公園で保護されていたウミガメが11日、海に帰されました。
ウミガメ公園では定置網にかかったウミガメの保護活動などが行われています。今月2日に網にかかって保護されていたのは、甲羅の長さがおよそ44センチのアオウミガメ。年齢は5歳から10歳とみられています。
このカメの体力が回復してきたことから海に帰すことが決まり11日、スタッフが近くの七里御浜海岸まで運びました。カメは目の前に海が近づくと興奮を隠せない様子。浜に置かれると打ち寄せる波を目指して一目散に進み、海の中へと消えていきました。
スタッフ「去年は25頭、保護して放流した。無事に海で大きく育ってほしい」