「接種スピード上がるよう…」進む職域接種
新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、全日空(ANA)に続き日本航空(JAL)も14日から始まりました。
社員への接種が始まった日本航空。国際線のパイロットや客室乗務員約190人に接種されました。
日本航空 国際線の客室乗務員「安心して乗務ができますし、お客さまにも安心をお届けできると考えております」
今後は、国際線の運航に従事する社員を優先して接種を進めるということです。
そして、全企業に先駆けて接種を始めた全日空も、国際線に従事する社員を優先に、今後は1日300人程度接種できる体制で進める予定です。
多くの企業が職場での接種開始に向けて急ぐ中、大手商社の伊藤忠商事に運ばれてきたのは、国から支給されたワクチン保管用の冷凍庫です。
伊藤忠商事の産業医「コンセントもロック式のものに取り換えましたので、抜けないよう工夫しています」「(接種を)安全に確実に行いたい。それからワクチンの無駄をできるだけなくしたいと考えています」
接種対象は、社員や警備員ら約7500人です。
伊藤忠商事人事・総務部担当者「こちらで接種が進むことによって、地方自治体の作業量が減って、日本全体の接種スピードが上がることを切に願っています」