慶応大学 学生らにむけ映像でワクチン解説
新型コロナウイルスワクチンの大学内での接種が本格化しますが、大学では学生らにワクチンについてどのように説明しているのか?16日から学生らの予約受付をスタートした慶應義塾大学では、学生が接種するかどうか決めるために参考となるワクチンについての情報をまとめたVTRを制作するなどしています。
■専門医による解説
慶応病院の医師による解説で、mRNAワクチンの説明から、有効性や副反応、さらには接種後に発熱などした場合の対処法など、20分ほどのVTRにまとめられています。
Q&A方式で、大学のホームページにも掲載されています。
また、接種後副反応が出た場合の大学の対応については、予約を行う際に授業のスケジュールや、副反応の可能性をふまえて検討するようにしてほしいと学生に呼びかけているということです。
■初日で2万人以上の予約
また、接種は任意であることや、接種の有無により学内の施設の使用や活動が制限を受けることはないと、改めて学生らに伝えています。
16日17時時点で2万1737人がすでに予約を行ったということです。慶應義塾大学では8月末までに、三田キャンパスでおよそ5万人に接種を行う予定ですが、予約の状況に応じて、会場をほかのキャンパスに設置することも検討しているということです。