元法相・河井克行被告 きょう判決
公職選挙法違反の罪に問われている元法務大臣の河井克行被告の判決が18日午後1時半から言い渡されます。
元法務大臣の河井克行被告は、妻の案里元議員が初当選した参議院選挙をめぐり、広島県の地元議員ら100人に合わせておよそ2900万円を渡して買収したなどとして、公職選挙法違反の罪に問われています。
これまでの裁判で、弁護側は「決して買収一辺倒の行為ではない」「政治基盤の確立など、より主な目的・理由があって現金を渡した」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めています。一方、検察側は、懲役4年、追徴金150万円を求刑しています。
判決は、午後1時半から言い渡される予定で、執行猶予を求める弁護側と、実刑を求める検察側に対し、東京地裁がどのような判断を示すか、注目されます。