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静岡県知事選 現職が4選 自民推薦を破る

2021年6月21日 1:17
静岡県知事選 現職が4選 自民推薦を破る

20日に投票が行われた静岡県知事選挙は、現職が、自民党推薦の新人を破り、4選を果たしました。

20日に行われた静岡県知事選挙で、当選したのは現職の川勝平太氏(72)です。

今回の県知事選挙には、川勝氏と、新人で自民党の推薦を受けた前の参議院議員・岩井茂樹氏が立候補し、激しい選挙戦を展開してきました。

4度目の当選を果たした川勝氏は、これまでリニア工事について、大井川の流量減少問題や自然環境への影響について十分な協議ができていないとして、慎重な姿勢を示してきました。

20日もこう述べました。

川勝平太氏「(Q:リニア問題について)JR東海と公開で議論して、県民に内容をよく知ってもらい、その上で地元の理解が得られると、地元との協定、県との協定、こうしたものになっていく。徹底的に対話を続けてまいります」

今回、川勝氏が当選したことで、リニア工事をめぐる協議は長期化が必至となっています。