与論町に大雨特別警報 床上・床下浸水、道路冠水など被害 最大級の警戒を
降り続いている大雨の影響で鹿児島県の与論町に大雨特別警報が出されています。土砂災害や低い土地の浸水に最大級の警戒が必要です。
奄美地方では暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
与論町では24時間雨量が観測史上最多となるなど、降り始めからの総降水量が600ミリを超える記録的な大雨となっています。
与論町役場によりますと、人的な被害は報告されていないものの、建物の床上浸水が19棟、床下浸水が8棟、道路の冠水が31か所、土砂崩れが2か所、また道路脇のブロック塀が倒れるなどの被害が出ているということです。
奄美南部では9日夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水に最大級の警戒が必要です。