大雨被害で逃げる場所は 垂直避難の3条件
大雨や台風などの水害で避難が必要となった時は、行政が指定する避難場所のほか、親戚の家やホテルなど安全な場所へ避難したり、自宅にとどまったりして、命を守る行動をとる必要があります。自宅にとどまる時に、気をつけるべき3つの条件とは?
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大雨や台風などの水害で避難が必要となった時について、内閣府によると、「行政指定の避難場所」や「親戚の家」「ホテルや旅館」など安全な場所への避難、そして、自宅にとどまる「屋内安全確保(垂直避難:自宅や隣接建物の2階などへ緊急的に一時避難すること)」があるといいます。
「屋内安全確保」をする場合には、3つのことに注意が必要です。
(1)滞在する部屋が「浸水想定よりも高い場所」にあること
(2)激しい水の流れで家が倒壊したり、流されてしまったりする恐れのある区域に入っていないこと
この2つについては、事前にハザードマップや自治体のホームページなどで確認ができます。
そして3つめは、
(3)水が引くまで我慢ができて、食料や水、簡易トイレなどの備えが十分にあること
だということです。
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お天気や季節のナゼ?役立つ防災情報のキーワードをわかりやすく解説する企画です。