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皇后さま 日本赤十字社名誉総裁として看護師の功績をたたえ懇談

2023年8月12日 12:58
皇后さま 日本赤十字社名誉総裁として看護師をたたえられる

皇后さまは7月27日、日本赤十字社の名誉総裁として女性皇族方と共に「フローレンス・ナイチンゲール記章」の授与式に出席されました。このニュースについて、日本テレビ客員解説員の井上茂男さんに聞きました。

「フローレンス・ナイチンゲール記章」は、特にすぐれた功績のあった看護師に贈られ、今回は放射線看護活動に尽力した草間朋子さんら3人が受章しました。皇后さまは、記章を手渡し、その功績をたたえられました。

式典後の懇談で、皇后さまは草間さんから「放射線の影響を患者さんが納得できるよう、心に落とし込んでいくことが大切」という話を聞き、「看護師の役割ですね」と頷かれていたということです。

――井上さん、このニュースをどのように受け止められましたか。

授与式はもちろんですが、映像にはないその後の「懇談」がとても大事なんだなと思いました。

――お一人お一人とゆっくり話をされる時間があるんですね。

皇后さまは懇談で、一人ひとりの活動や近況、その思いに耳を傾け、その人に心を寄せて労われた、と思います。宮内庁はホームページで皇后さまが「それぞれの分野で大きな貢献をされてきたことを頼もしく思われていた」と明らかにしていますので、会って話をされた方々は元気をもらわれたことでしょう。

皇后さまの「総裁職」は日本赤十字社の名誉総裁だけです。皇后さまが「看護」という地道な活動に光を当てる意味を改めて思うニュースでした。

――お医者さまももちろんなんですが、より患者の近くで支えてくださる看護師さんたちの力の大きさ、ありがたさということを改めて感じますね。

【井上茂男(いのうえ・しげお)】
日本テレビ客員解説員。皇室ジャーナリスト。元読売新聞編集委員。1957年生まれ。読売新聞社で宮内庁担当として天皇皇后両陛下のご結婚を取材。警視庁キャップ、社会部デスクなどを経て、編集委員として雅子さまの病気や愛子さまの成長を取材した。著書に『皇室ダイアリー』(中央公論新社)、『番記者が見た新天皇の素顔』(中公新書ラクレ)