航空会社「ZIPAIR」機体のデザイン変更へ 特徴の「Z」マーク消す…ウクライナ侵攻の影響も
日本航空傘下の格安航空会社「ZIPAIR」が、機体のデザイン変更を発表しました。尾翼にある「Z」マークが特徴の1つですが、その「Z」を消すというのです。デザイン変更には、ウクライナ侵攻の影響もありました。
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15日、日本航空傘下の格安航空会社「ZIPAIR」が、機体のデザイン変更を発表しました。
ZIPAIR 西田真吾社長
「航空機のデザイン変更をあわせて行おうと」
尾翼にある「Z」マークが特徴の1つですが、その「Z」を消すというのです。18日からは、尾翼にシールを貼った暫定デザインで運航するといいます。デザイン変更に踏み切った理由について、西田社長は、「究極のその先を目指すエアライン。これを示す意味合いで、このデザインにさせていただいた」と述べました。
ただ、デザイン変更には、ウクライナ侵攻の影響も――
西田真吾社長
「ウクライナに侵攻しているロシア軍の車両に描かれているマーク」
ウクライナ侵攻における「ロシア軍を示すシンボル」として使われている「Z」マークです。機体の「Z」マークとロシアとの関係を気にするお客さんの声があったといいます。そのため、急なデザイン変更となったのでしょうか。
来年の春までに、全ての機体のデザインを本格的に変更するということです。