桜島噴火 気象庁調査班、けさから現地調査 “山体の膨張続く”…引き続き爆発的噴火の可能性も
24日夜、鹿児島県の桜島で爆発的噴火が発生し、気象庁は噴火警戒レベルを最も高い5に引き上げました。気象庁は、25日朝から現地に職員を派遣して調査を行っています。
25日朝から鹿児島地方気象台の職員2人が、24日の噴火で出た火山灰や噴出物の調査を行っています。
24日夜の噴火では、火口を監視するカメラの映像から南岳山頂火口の東側から南東側に噴石が多く飛散していて、大きな噴石がおよそ2.5キロまで飛んだとみられることから、山の東側を中心に調査を進めています。
一方、今月18日から続く山体の膨張は24日夜の噴火でも解消されませんでしたが、25日もその状況に変化はないということです。
気象庁は、引き続き、大きな噴石が居住地域まで飛ぶ爆発的噴火の可能性があるとして、噴火警戒レベル5を維持して厳重な警戒を呼びかけています。