九州南部で「線状降水帯」発生の恐れ 厳重警戒を
熊本県では3日だけで二度、「線状降水帯」が発生しましたが、九州南部ではこの後、また線状降水帯が発生する恐れがあります。鹿児島県から中継です。
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現在、雨は少し弱くなってきましたが、1時間ほど前には地面に打ち付けるような強い雨が降っていました。目の前を流れる甲突川ですが、普段は川の底がみえるほど水かさが少ない川だということですが、現在は茶色くにごった水が速いスピードで流れています。また、水かさも増していて、川につながる階段も水につかっている状態です。
――この後災害級の雨が降る可能性もあるということですが、住民の皆さんは対策をしているんでしょうか?
先ほど鹿児島市内に住んでいる方にお話を伺ったんですが、「大雨で家から出られなくなることを見越して、水やインスタントの食料をまとめて購入した。今夜は早めに帰って外に出ないようにする」ということです。
また、川の近くの居酒屋の店長は「従業員を早く帰宅させるために閉店時間を2時間早める」というお店もありました。