静岡県内で土砂崩れなど相次ぐ 2人死亡、1人行方不明 一時最大12万軒が停電も
台風15号などによる大雨で静岡県内では土砂崩れなどが相次ぎ2人が死亡、1人が行方不明となっています。また、半日にわたって最大12万軒が停電しました。
警察などによりますと、掛川市遊家では住宅1棟が土砂崩れに巻き込まれ45歳の男性が死亡したほか、袋井市では田んぼのあぜ道で倒れていた73歳の男性が死亡しました。また、川根本町で70代の男性が行方不明となっています。
浜松市天竜区では土砂崩れに住宅3棟が巻き込まれ、3人が軽いけがをしました。
被害にあった住民「戸が落ちてきた、それで目が覚めた。全滅、ここで寝ていたのでかろうじて何とか助かった」
さらに、浜松市天竜区では川が増水した影響で橋が流されました。周辺の住宅が冠水し住民が復旧作業に追われました。
また24日午前2時ごろから半日にわたり静岡市を中心に最大でおよそ12万軒の大規模な停電が発生しました。停電について中部電力は、静岡市葵区で送電鉄塔2基が倒壊したことが原因と発表しました。県内の停電は24日午後7時現在、ほぼ解消されています。