未来の月探査を担う日本人宇宙飛行士を選ぶ試験で、1次選抜を通過した50人のうち、10人が2次選抜を突破したことがわかりました。

永岡文科相「2次選抜を通過した方々が、存分に力を発揮することを期待しております」

月の探査活動などを視野に、およそ13年ぶりに実施されている日本人宇宙飛行士の新規募集について、JAXA（＝宇宙航空研究開発機構）は23日、2次選抜の結果、次の最終選抜に向けて10人が通過したと発表しました。

総勢4127人の応募者の中から、書類審査や2度にわたる選抜試験を経て絞られた10人の内訳は、男性が8人、女性が2人だということです。

今後、英語の面接や体力面の適性検査などの最終選抜を経て、来年2月末頃に新しい世代の宇宙飛行士となる合格者が決定する予定です。