千葉の県立病院で有効期限切れワクチン接種
千葉県は、今月2日に県立佐原病院が香取市内で訪問診療を行った際、70代から90代までの男女5人の患者に有効期限が切れたワクチンを接種していたと発表しました。
ワクチンは4月に病院に納品され、6月30日までが有効期限だったということですが、管理していた薬剤師から医師にワクチンが引き渡された際、有効期限を確認していなかったということです。
千葉県によりますと、接種した5人に健康被害はないということで、今後、抗体検査を実施し、抗体価の低い患者には、本人の希望を確認してワクチンの追加接種を行うということです。
また、病院では同じ有効期限のワクチンが10人分あり、廃棄したということです。