柏崎刈羽原発“テロ対策不備”東電社長聴取
新潟県にある東京電力・柏崎刈羽原発でテロ対策に不備があった問題で、13日、原子力規制委員会は東京電力本社に立ち入り検査を行い、小早川社長らから事情を聞きました。
この問題は柏崎刈羽原発で東京電力社員が別の社員のIDカードを使って中央制御室に不正に入室していたり、テロ対策に不備があり複数の場所で不正な侵入を検知できない状態が続いたりしていたものです。
13日に行われた東京電力への立ち入り検査では小早川社長ら経営陣が報告内容をどの程度把握していたかや、どのような対応をしたかなど一連の問題の経緯を聞き取り、関係する文書などを確認したということです。
この問題を受け、東京電力本社で検査が行われるのは初めてです。