東芝が株主総会 経営陣「信任」は
株主である海外投資ファンドから厳しい批判を受けている東芝の株主総会が行われています。経営陣が株主からの「信任」を得られるのかが、焦点となっています。中継です。
株主総会では、出席した一般の株主からも経営陣に対する不信の声が聞かれました。
株主「しっかりと自分だけの利益じゃなくて、国民とか株主とか社員の人とかを含めて奉仕してもらわないと」「経産省の問題と関連がいろいろ言われているが、東芝の技術、力は国が支えるのが当たり前だ」
東芝は去年の株主総会で、株主から提案された経営陣入れ替えの案を阻止しようと、経産省と連携していたことが指摘されています。株主総会でもファンドが選任し承認された弁護士らが株主にその説明をしました。
東芝は、責任があると指摘された取締役らの続投をとりやめましたが、取締役会議長の信任もギリギリの状況と言われています。
原発の巨額損失に端を発した上場廃止の危機を免れようと、4年前、海外投資ファンドから出資を得て経営改善を果たした東芝。混迷からどう抜け出すことができるのでしょうか?