千葉県君津市役所で撮影された映像には、生後２～３か月くらいの子ネコの姿が。ご飯を与えると勢いよく食べています。

実は、このネコ。市営駐輪場の壁の穴に首を突っ込んで動けなくなっているのを君津市の職員が発見。救出したあとは市役所内で半日間だけ保護しました。

よちよちと歩いたり、眠くなってきた様子も。その後、子ネコが行方不明となり、職員があたふたと捜し回る場面も。結局、子ネコは見つかり、みなホッとした様子でした。

この動画が投稿されたのは、今年９月に市の誕生から５０周年を迎えるのを記念して、君津市が立ち上げたユーチューブチャンネル。

お堅い市役所のイメージを覆す温かいやりとりが話題となり、今年１月からこれまでに５２万回以上、再生されています。この動画にも登場する総務課の地引係長は。

君津市総務課・地引宏行係長「いろいろな市役所の出来事、ニュースになり得るものは記録しておこうと。普通のＰＲだけやっても目にとまらないかと思って」

保護された子ネコは、ネコの保護団体に預けられたあと、現在は新たな引き取り手のもとで幸せに暮らしているということです。