最低賃金28円引き上げで決着 過去最高額
最低賃金の目安が、過去最高額となる28円の大幅引き上げで決着しました。
全ての労働者に支払わなければならない最低限の時給=「最低賃金」の引き上げ額について、厚生労働省の審議会は14日、28円とする目安を示しました。目安としては過去最高の引き上げ額です。
引き上げ率は3.1パーセントで、全国平均は、現在の時給902円から930円となります。
昨年度は、新型コロナの影響で引き上げ額の目安を示さず、前年度からの引き上げ額は1円でした。
今後、これをもとに都道府県がそれぞれ最低賃金を決定します。