東京オリンピック、パラリンピックの開閉会式について、大会組織委員会は１４日午後、式典のコンセプトを発表しました。

大会組織委員会は、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のコンセプトが「Ｍｏｖｉｎｇ　Ｆｏｒｗａｒｄ」となったことを発表しました。

新型コロナウイルスの感染が収束しない中、この大会で前を向いて生きるエネルギーを人々に届けたいとの思いが込められたということです。

また、新たな演出チームについても公表され、エグゼクティブプロデューサーにはリオデジャネイロ大会で行われた東京大会への引き継ぎセレモニーで当時の安倍首相がスーパーマリオに扮した演出にも携わった日置貴之さんが就任したことが明らかになりました。

また、アドバイザーは狂言師の野村萬斎さん、そのほかクリエーターとして、元お笑いタレントで演出家の小林賢太郎さんやスタジオジブリ作品の美術監督をつとめた種田陽平さんなどが名を連ねています。

そして、聖火台のデザインは、世界的に活躍するデザイナーで建築家の佐藤オオキさんが手がけていることが明らかになりました。