五輪開閉会式など“無観客”へ 地方会場は
オリンピック開幕まであと15日。注目される観客数について、開閉会式や午後9時以降の競技は無観客となる見通しですが、地方の会場などの扱いについて、調整が続いています。
東京に緊急事態宣言が出されると、イベントの観客数は収容人数の50パーセント以下、かつ上限5000人となるほか、午後9時までに制限されます。これを受け、オリンピックの開閉会式や午後9時以降の競技は無観客となる見通しですが、この制限にかからない地方の会場や1都3県の小規模な会場の扱い、さらに、大規模会場でも、日中の競技は5000人を上限に観客を入れるかなど調整が続いていて、8日夜の5者協議で決まる見通しです。
丸川五輪担当相「(Q無観客というのは?)選択肢だと思いますが、まだ何か具体的に決まったわけではありません。これから協議する」
組織委員会・橋本会長「きょう政府案が示されるということでありますので、できるだけ早く(5者協議の開催を)お願いしたいというふうに調整しております」
一方、IOCのバッハ会長は、正午すぎに来日し、8日夜、5者協議にホテルからリモートで参加する予定です。