海保 インドネシア職員にオンライン指導
海上保安庁は14日、インドネシアの海上保安機構に不審者の制圧方法などを指導するオンライン研修を実施しました。
14日、東京・新宿区の会議室で行われたのは、インドネシアの海上保安機構「BAKAMLA」の職員に対するオンライン研修です。
研修では、密漁者などを取り締まる際に抵抗する相手の動きを制止するための制圧方法や、小型船への立ち入り検査の際の効果的なやりとりなどをカメラ越しに実践し、通訳を交えての指導が行われました。
海上保安庁は、東南アジアなどの周辺国に対し、海上警備などの知識や技能を伝え支援する部門を2017年に発足させ、各国に職員を派遣していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により去年からはオンラインでの研修を続けています。