都1832人感染 知事“レジャー控えて”
緊急事態宣言が続く東京都内で、21日、新たに1832人の感染が確認されました。
21日に確認された都内の感染者は1832人で、1800人を超えるのは1月16日以来で、一気に感染が拡大しています。
直近7日間の感染者数の平均は1277.6人で、前の週の155.2%と1.5倍になっています。こうした中、21日午後、東京都の分析会議で、専門家は、今のペースが続けば、新規感染者は、2週間後には1日あたり、およそ2598人となり、第3波のピークを大きく上回ると指摘しました。
入院患者も6月下旬から倍増して2388人となっていて、感染拡大が続けば、「医療体制がひっ迫の危機に直面する」と述べました。
一方、繁華街のレジャー目的の人流は、実は3週連続で減少し、緊急事態宣言が出された後、午後6時から8時の人流は顕著に減少したというデータが示されました。
しかし、感染と関連の深い午後10時以降の人流の減少はわずかで、専門家はさらに減少させる必要性を強調しました。小池知事は、「明日からの4連休や、夏休みの旅行やレジャーは控えてほしい」と呼びかけました。