「ズッコケ三人組」シリーズで知られる児童文学作家の那須正幹さんが、２２日午後、なくなりました。７９歳でした。

那須さんは、１６日に山口県防府市の自宅で倒れているのが見つかり、２２日午後、なくなりました。出生地の広島市西区己斐地区を主な舞台にした代表作「ズッコケ三人組」は全５０巻を数え、児童文学では最大のベストセラーです。

３歳の時に被爆し、「ヒロシマ」三部作など戦争をテーマにした作品も手掛け、反戦と平和を訴え続けました。