天皇陛下、各国首脳らと開会式前に面会
天皇陛下は23日、オリンピックの開会式を前に、来日した各国首脳らを皇居・宮殿に招かれました。
皇居に招かれたのは、23日夜、開会式に出席するフランスのマクロン大統領やアメリカのジル・バイデン大統領夫人ら12人です。
天皇陛下は、1964年の東京オリンピックの閉会式で各国の選手団が混ざり合って仲良く行進する姿を見たことが世界の平和を願う気持ちの源になったという自身の経験を述べた上で、大会への期待を込められました。
天皇陛下「この大会が、わたしたちが平和と調和というオリンピズムの精神に改めて思いをいたし、その精神の灯火を未来へとリレーする大会となることを願います」
大会の名誉総裁である陛下は、23日夜、国立競技場で開会を宣言されます。