「やまゆり園」事件から5年 関係者が献花
神奈川県相模原市の障害者施設、「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から、26日で5年です。朝から関係者が献花に訪れました。
「津久井やまゆり園」では、2016年7月26日、元職員の男に入所者19人が殺害され、26人が重軽傷を負いました。施設は今月、再建され、園内に設置された慰霊碑には、被害者の家族や黒岩知事などが献花に訪れ、犠牲者を悼みました。
津久井やまゆり園・家族会 大月和真会長
「穏やかな気持ちで献花ができたように思います。(入所者が)やっと帰ってこられるという安心感が多くてですね」
また、当時19歳で亡くなった美帆さんの母親は「美帆に会いたくてたまらない。最後に会った7月24日に連れて帰っていれば」と心境をつづりました。園は来月1日から、入所者の受け入れを始めます。