茨城県独自の対策レベル「ステージ3に」
27日、茨城県では新たに96人の新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、大井川知事は臨時会見を開き、県独自の対策レベルをステージ3へ引き上げる考えを示しました。
茨城県は27日、新たに96人の新型コロナウイルスの感染が確認されています。大井川知事はこうした感染状況を踏まえ、県独自の対策レベルをステージ2からステージ3に引き上げると発表しました。
ステージ3では、感染が広がる土浦市含む主に県南地域の16市町を「感染拡大市町村」と指定し、16市町の全ての飲食店に対して午後8時から午前5時までの営業自粛の要請を行い、酒類の提供は午後7時までとするということです。
また、不要不急の外出自粛やテレワークの積極的活用を求めるとともに、学校の部活動については、県外の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されている地域の学校や、県内でも「感染拡大市町村」にある学校との練習試合の自粛などを求めています。
これらの要請の期間は今月30日から来月12日までの2週間です。
大井川知事は会見で「第5波に入ったといえる」と県内での感染急拡大に危機感を募らせています。