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接種会場で1644人分ワクチン廃棄 東京

2021年7月30日 22:32
接種会場で1644人分ワクチン廃棄 東京

東京都は、新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種会場で、1644人分のワクチンを廃棄したと発表しました。

東京都によりますと、都庁45階の南側展望室の大規模ワクチン接種会場で、モデルナ社製のワクチンを保管していた冷蔵庫の温度が、何らかの原因で9度以上に上がったということです。

9度以上の状態の保管期限である12時間以内に、一部のワクチンは接種しましたが、1644人分を廃棄したと発表しました。都の大規模接種会場でワクチンを廃棄するトラブルは初めてです。

冷蔵庫の温度が上昇した原因は分かっておらず、今後は、アラート機能が付いた冷蔵庫を導入した上で警備スタッフが巡回するということです。

この接種会場では、飲食店のコロナ対策リーダーや教職員などを対象に接種を行っていますが、予約の受け付けや接種計画に影響はないと説明しています。