五輪プレイブック違反者が28人
東京オリンピックは17日間の日程の折り返しを迎えました。組織委員会の武藤事務総長はこれまでにプレイブックに違反した大会関係者が28人いて、そのうち6人の参加資格を剥奪したことを明らかにしました。
組織委員会・武藤事務総長「(大会)前半で競技の終わった選手たちの行動管理といったことが、後半には課題になるかもしれません」
武藤事務総長は、プレイブック違反でこれまでに6人の参加資格を剥奪したことを明らかにしました。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕された外国人スタッフ4人と選手村を抜け出し観光していたジョージアの選手2人です。
そのほか厳重注意が10人、厳重注意のうえ誓約書の提出を求めたのが4人、参加資格の一時効力停止が8人いたということです。
武藤総長は、「違反の状況を迅速に伝えることで再発防止にも効果があると考えている」と述べました。
また、先月30日の夜、選手村内の公園で選手らが飲酒し、警察官が駆け付ける騒動があり、組織委員会が調査しているということです。