選手村滞在者で初の感染 大会関係者1人
東京オリンピック開幕まであと6日。選手村に滞在する大会関係者が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。選手村に滞在する人の感染は初めてです。
組織委員会は、選手村に滞在し、入国してから14日たっていない大会関係者1人が新型コロナの検査で陽性になったと発表しました。
現在、選手村の外にあるホテルに移り、療養しているということです。この陽性となった関係者の国名など詳細は明らかになっていません。選手ではなく、選手村の寝室はひとりで使っていたということですが、濃厚接触者の特定を急いでいます。
この人を含め、メディアや組織委員会職員などで新たに15人の陽性が確認され、今月1日以降、組織委員会がとりまとめている陽性者の発表数としては最多となりました。
一方、東京都内の多摩地域や島しょ部をまわった聖火が17日、再び23区に戻りました。タレントの中川翔子さんらが、トーチにともした聖火を次のランナーにつなぐ「トーチキス」を行いました。
聖火リレーは東京オリンピックが開幕する来週23日金曜日、東京都庁でゴールを迎えます。